今回は、僕の投資の失敗談について書きました。大学生の僕にとって、決して小さくはない損失です。投資初心者のときの話なので、これから投資を始める人の参考になればと思います。
グッドタイミングでの買い
僕が唯一知っているテクニカル分析であるゴールデンクロスが発生したため、2025年11月4日に東京電力ホールディングスの株を761.8円で100株購入しました。NISAで長期保有をしたいなと思っていた矢先に、ゴールデンクロス発生+購入しやすい値段で意気揚々としていました。それだけではありません。なんとその翌日の各党代表質問において、高市新総理が東京電力ホールディングスの名前を出したことにより株価が急騰しました。購入した翌日に約7%のプラスになったことから、投資初心者の僕は、「働かなくても簡単にお金が増えるだなんて!」と完全に舞い上がっていました。高市新総理が東電の名前を出したことにより、以前からあった柏崎刈羽原発(新潟県)が再稼働するのではないかという思惑が再度浮上しました。


利確するタイミング
そのまま順調に株価は上がり続け、含み益が1万円に達したころで利確するタイミングをうかがうようになりました。今までこんなに含み益が膨らんだことがなかったので、いつ利確するべきかが分かりませんでした。このまま順調に上がり続けるかもしれないし、利確する前に急落するかもしれません。そこで出会ったのが「Yahoo!掲示板」です。Yahoo!掲示板には、「1000円超したらそのまま5000円🚀」や「3000円は射程圏内🚀」など、とにかくロケットの絵文字や買い煽りなどが蔓延していました。投資初心者の僕は、「まだまだ上がるのか」と、これらのコメントを完全に信じきって、利確することなく保持したと同時に、「このまま上がるのだったら買い増しした方がいいのかな」と買い増す選択肢が出てくるようになりました。

買い増す決断
そして迎えた11月13日、前日比約6%のプラスで買い増す選択肢を相場が後押ししてきます。またもやここでYahoo!掲示板を見ると、「もう買えないぐらいに上がってしまうぞ🚀」「1000円は確実w」などという買い煽りコメントが大量に発生していました。Yahoo!掲示板が市場の民意だと完全に信じきった僕は、ここで買い増す選択肢をとってしまいます。この選択は後に後悔へと変わるのです。


あれ様子がおかしい
翌日の11月14日、「今日もどうせ上がるだろ🚀」と完全にYahoo!掲示板の脳になっていた僕は、前日比約6%マイナスの株価を見て絶望します。約17000円あった含み益が約6500円まで下がっていました。「俺の含み益が…」と精神が削られていました。初めて目にした5桁の含み益が崩れていく姿をただただ眺めるだけでした。ここで一種の精神薬であるYahoo!掲示板を見ると、そこには新たな希望がありました。「調整調整w」「ここで売るやつはアホw」「再稼働したらまだまだ上がる🚀」と。「そうや!まだまだ上がる!含み益10000円への回帰を!」と、完全にロケット発射準備体制に入りました。下落しても「ガチホ!握力ゴリラ🦍」と完全にYahoo!掲示板に毒されていました。
11月20日、東電社員が機密情報を記した書類を持ち出したという不祥事が報道されたことにより、一気に売りムードに入ります。しかし、ここでも売りません。「再稼働したらまだまだ上がる🚀」というコメントを完全に信じきっていたため、売るという選択肢はありませんでした。
11月21日、遂に「新潟知事が柏崎刈羽原発再稼働を容認」という記事が出ました。「よっしゃ!これで上がる!🚀」とロケット発射モードになっていたのですが、相場の様子がおかしいのです。上昇することなく下落し始めたのです。それも酷い時には前日比10%もの下落。再稼働するかもしれないという思惑がなくなり、材料出尽くしということで下落したとのこと。

Yahoo!掲示板は参考程度に
ここでやっと気づきました。Yahoo!掲示板はポジショントークの人たちしかいなかったのです。東電の株を持っている人は買い煽りをするし、空売りを入れている人は売り煽りをします。加えて、高市新総理が東電について言及したときから新潟知事が再稼働を発表するまでの期間が長くて、過熱感も出ていました。
一方で、Yahoo!掲示板には有益な情報もあります。ストップ高・安した銘柄や、大幅に上昇・下落した銘柄の理由は、Yahoo!掲示板を見たら大まかに分かります。僕は決算の見方を完全にマスターすることができていないので、決算に対する市場との乖離が分かるのも素晴らしい点です。正しい使い方をしたら、有益な情報源になります。
脅威の損失
その後は、+17,000円という数字が脳裏に刻まれすぎて損切りできず、大幅に下落した12月1日にやっと損切りすることができました。これら一連の取引の実現損益は脅威の-38,540円。大学生にとって、高すぎる勉強代になりました。その後も何度か同じ過ちを繰り返しますが。



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